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東京都環境局
打ち水日和

江戸の知恵「打ち水」で、夏も涼しく。風情を感じる日本の文化です。

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打ち水とは

打ち水の作法

  1. 其の一水を用意する

  2. 其の二水を撒く

  3. 其の三涼を得る

朝や夕、日なたよりも日陰に水をまくと、涼しさが持続して効果的です。
日中の日差しが強い時間帯はすぐに乾いてしまいます。
水の有効利用のため、雨水や二次利用水を使いましょう。

打ち水の文化

東京名所尽 愛宕山遠望図出典:「東京名所尽 愛宕山遠望図」(天保期(1840-43)頃)、港区区立港郷土資料館

戦国から安土桃山時代を経て「茶の湯」が成立しました。「茶の湯」では、礼儀作法としての打ち水が行われます。
江戸時代には、「打ち水」が俳句に詠まれたり、浮世絵に描かれており、涼の手段として一般的であったと考えられます。

打ち水の目的には、夏の暑さを和らげることに加えて、道の土埃をしずめる、客を招く時に玄関先や道に水を撒くことで心地よく迎える、お清めの意味、などがあったと考えられます。

文献出典:「打ち水」年表(抄)(平成21年、特定非営利活動法人日本水フォーラム 浅井重範)